『蛍』 詩 / 曲 石塚まこと
毎年この時季に二人でバイクに乗って
ホタルを見に来た公園
最後になると知ってて
君はこの場所を選んだ
今もまだ同じ歩幅で歩ける
はずなのに別の道を選んだ
輝くものはいつの日か光を失う
ホタルの光が僕らに
梅雨の終わりを告げる
二人で紡いできた 思い出を語るでもなく
儚い光を見ていた

君の顔さえ見えない
暗闇で目を閉じてみる
君と過ごした思い出や君の笑顔が
まぶたの裏側で滲んで霞んでゆく
つないだ指をゆっくりと君が解いた
くすり指にしてた指輪を
僕に手渡した

輝くものはいつの日か光を失う
ホタルの光が僕らに
梅雨の終わりを告げる
輝く時間は いつの間にか光を失った
二人で誓った未来は
夜空に溶けてゆく
ホタルの光が僕らに
恋の終わりを告げる
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